2008.07.11
ファム・ファタール

監督: ブライアン・デ・パルマ
出演: レベッカ・ローミン=ステイモス, アントニオ・バンデラス,
ピーター・コヨーテ, グレッグ・ヘンリー
本作はデ・パルマ監督のファンなら誰もが楽しめた作品だと思う。
実際、わたしも何度も観た。
冒頭のカンヌ映画祭のレッドカーペットからなるシーン。
二人の美しい女性のレズシーン。鼻の下の短い美しい横顔といったら!
おまけに大好きなかわいいネコまで登場する。
作中、デ・パルマお得意の分割場面や、ブロンドとブルネットの女性、セクシーなダンスシーン、カメラワークなど楽しめる要素がたくさんある。
ストーリーで言えば、「デジャヴや"夢"といった都合のいいもので、ミステリアスな話をつじつまが合うように持っていったのでは」と思われていても仕方がないのだが、理屈抜きでデ・パルマの映画を楽しむファンにとっては充分満足がいけた作品ではないかと思う。
残念ながら映画館での観ることができなかったのでDVDでの鑑賞になったのだが、映画館で観たかったと悔やんでならないほど。
余談だけど、次作の「ブラック・ダリア」を相当な期待で映画館に観に行ったのだがハズレてしまってダブルで悔しい思いをしてしまった!
2008.07.02
ハリウッドランド

監督: アレン・コールター
出演: エイドリアン・ブロディ, ダイアン・レイン, ベン・アフレック
ボブ・ホスキンス, ロイス・スミス
1959年、スーパーマンを演じたテレビ俳優ジョージ・リーブスが謎の死を遂げた。
この映画は実話をベースに、エイドリアン・ブロディ演じる探偵がその死の真相を探る展開になっている。
物語ではジョージはすでに死んでいて回想シーンで現れるわけだが、探偵が調査をする現在とその回想シーンがとてもうまく交差していた。
エイドリアン・ブロディは若いながら、ハードボイルド映画を見事にこなしていたと思う。
また、ジョージ・リーブスを演じたベン・アフレックは最近一皮むけた感じがする。このまま主役にこだわらずいい役をやれば、マット・デイモンを超えられるかも…。
2008.07.01
ブレイブ ワン

監督: ニール・ジョーダン
出演: ジョディ・フォスター , テレンス・ハワードニッキー・カット,
メアリー・スティーンバージェン, ナビーン・アンドリュース
この映画、結末をどう受け留めるかということで話題になり、ニール・ジョーダンが好きなので映画館まで観に行った。
チンピラに恋人を殺され復讐していくといった、ストーリーはありきたりで新鮮味はないが、ニール・ジョーダンらしさが漂い、それだけで観た価値はあった。
たぶん、ラストもほかの映画だったら突っ込みを入れたくなるだろう。
しかし音楽や雰囲気の良さ、ジョディー・フォスターが主役を演じたことで充分カバーできているので、続けて3回は観た。
ラジオのパーソナリティーである主人公が、恐怖はそれまで他人事だったと自分が遭遇した悲劇について語る。
今までは安全だと思っていた住み慣れたニューヨークが恐怖の街に変わってしまったのだ。
その語りがとても印象深かった。
2008.06.28
バーフライ

監督: バーベット・シュローダー
出演: ミッキー・ローク, フェイ・ダナウェイ, フランク・スタローン
最近、ちょっと時間ができるようになって本も読むようになった。
といっても、新しく購入するのでもなく、家にある本を読み返している。
中でもチャールズ・ブゴウスキーの本が多い。
十数年前、足を骨折して仕事に行けなかったときに図書館で見つけた彼の本を気に入って、集めたものだった。ブゴウスキーを読むと「バーフライ」が観たくなって、久しぶりに観た。
実は、この映画はブゴウスキーを知る前に観ていた。
ミッキー・ロークもフェイ・ダナウェイも小汚い酔いどれを好演している。
あまり事件や抑揚のない無意味な日常を描いた作品は嫌いじゃないので、変にリアル感のあるこの映画は結構気に入っていた。
そして、例のごとく何度か観ていたので、原作と脚本がブゴウスキーだと知った時はちょっとうれしかった。確かに主役の名はヘンリー・チナスキーだった!
この映画やブゴウスキーの作品を読むと、無性に酔っぱらいたくなる。まぁ、それに関係なくいつも飲んでいますが…

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